3Dプリンターでルアー作ってみろっ!(その16)木彫りっぽいルアーってカッコイイよな!
そろそろ渓流も解禁だけどみんなどうしてるの?
渓流のルアーフィッシングは最高だ。
川のせせらぎを聞きながらロッドを振る。
今年は渓流で大ヤマメでも狙ってみたい。
でも僕の釣具箱にはルアーあまり入っていない・・・
3Dプリンターでハンドメイドミノーっぽいルアーを作れないだろうか?
定番のミノーを鮎のイラストからモデリングしてみた。
僕は何も無いと何も出来無いのでWebで川魚のイラストや写真を検索することから始める。
コレというものが決まらず時間だけが経過していく・・・
(どれどもいいような気がするが)
結局こちらのサイトから鮎のイラストをお借りしました。
イメージをダウンロードに保存してから下絵として挿入。
今回ミノーのサイズは50ミリに設定。
配置が完了したら最初にスケッチでエラなどのデティールを描いてしまいます。
こんな風に ↓
その後スカルプト環境で下絵に沿って鮎をモデリングします。
こんな感じです↓(ボディを50%に透過させてます)
出来たボディをパッチで0.5ミリオフセットしたら「ボディの分割」でパッチしたボディを最初に描いたエラなどのスケッチで切り抜いていきます。
切りに抜いたパッチに厚みを持たせる。(目は押し出しで凹ませる)
あとはリップをくっ付けて出来上がり。
鮎っぽいか?
あとは木の質感を与えてやれば偽ハンドメイドルアーになるはずだ。
レンダリングという機能で遊ぶ。
いつもなら「ペイント」でべたっとした色をつけて終わりなのだが今回のテーマはハンドメイドミノー。
削って磨きました的な雰囲気がいいだろう。
そんなわけでいろんな木の質感を与えてみた。
サクラ材 お?
クルミ材 おお!
松材 普通・・・
コンピューターってスゴイですね。
ところで、ハンドメイドミノーで欠かせ無いのがエラまわりのアルミ貼り作業だ。
完成品もかっこいいが加工中のホイル貼り作業中のミノーがカッコイイ。
そんな感じでエラまわりに金属のマテリアルを乗っけてみた。
なんか鎧っぽくなったけど思った以上にかっこよくなった。
自分では作れ無いけどこんなルアーがあったらちょっと買いたくなる。
いつかレンダリングした通りにプリント出来る3Dプリンターが普及するのだろうか・・・
実際はABSなのでレンダリングのようにはなりませんがアルミを貼り付けたらそれなりにカッコよくなるだろう。(あとでわかるが全くの期待はずれです)
いつものプリンターで作業開始!
あれっ
シェルだけ・・・
設定間違えた。
密度パンパンでやり直し!(15分くらい)
これはいけたか?
なんだコレは・・・
な・ん・な・ん・だ コレは・・・?
居酒屋で出てくるワカサギの揚げ物みたいなのが出てきた。(好きだけど)
この仕上がり具合・・・プリンターの限界を感じざるを得無い。
これ以上はやるだけ無駄。
マジで光造形のプリンターが欲しい・・・
買えないならデカイのつくればいいじゃん!
仕事も子育ても同じですが、出来ないことを無理にやろうとするいいことはありません。
「ホーム3Dプリンターでも出来るサイズでプリントすればいいんです!!!」
(トラウトミノーを諦めた瞬間です)
ということでプリント可能な大きさにリサイズしてみた。(2倍)
後ろが2倍(100ミリ)手前がオリジナルサイズ(50ミリ)
リサイズとはいえリップの厚みはキープしてあります。
この大きさならそれなりに表現されるんじゃないだろうか?
ここまで書いて思い出した。
ウエイトルームとか作ってない・・・
今日はプリントできませんが近日中に報告しますのでしばしお待ち下さい。
ということで本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
blender挫折中・・・誰か教えて!