3Dプリンターでルアー作ってみろっ!(その22) 怖い魚はぬいぐるみにしてください
こんにちはクボッチョです。
突然ですがみなさんは怖い夢を見たりしますか?
僕は先日見ました。
海の夢で怪物に襲われる夢です。
目覚めが悪すぎて普通に会社行けなくなるレベルです。
実際に会社休んじゃいました。
おそらく電車の中で『古代魚 メガロドンまとめ』とかいう動画を見ていたからだと思います。
どうしてそんな動画を見ていたのかはわかりませんがい多分病んでたんだと思います。
色々と・・・
もっと違う動画を見れば良さそうですがそんな分別もつかないくらい追い込まれていたということをご理解いただきたい。
「 ダンクルオステウス」が怖い。
そして僕の中でトラウマレベルにまで成長してしまいました・・・いろいろ病んでいたんです。
この中でトラウマに「ユニークな演出」を加えるという克服法がありました。
「過去の出来事を思い出すときに「マヌケな音楽」をBGMにしたり、登場人物を「クマのぬいぐるみ」など、かわいいものに差し替えるのです。」・・・
ということは、このおっそろしい生き物をディフォルメして自己消化すればもう怖い夢を見ることもなくなるということだろうか?
トラウマを克服します!
「 ダンクルオステウス」をディフォルメしてルアーにします。
とはいえ、あの絵は使いたくないので違う画像を使うことにしました。
フィギュアでも怖いですね。
これはアメリカのメーカーでデザインされたフィギュアですがこのほかにも日本、ドイツでも製品化されています。
おっかないのに結構な人気者である。
この画像を反転して下絵として使用します。
これを
↓
こう
↓
そして こうっ!
プリントされた部品たち。
組み立てましょう!
『重厚な装甲』を取り付ける。
※「身体の前半部は『重厚な装甲』を持っていたため発見例が多いが、身体の後半部は軟骨主体であったため発見されていない。つまり、この魚の姿かたちがどのようなものであったかは正確には知ることができない・・・」
かっこいいぜダンクレオステウス!
あ いつのまにか「かっこいい」とか言ってる・・・
さらに『重厚な装甲』を取り付ける。
お腹にタングステンシンカーを入れるます。
テール部分に重りを入れます。
今回もお金がないので鉛です。
タングステンって高いですね。
誰かお金タングステンください。
この位の肉厚があればキャップの造形が綺麗にできるらしいことがわかりました。
みんなもキャップ作るときは2ミリ以上肉厚つけとけ。
下顎部分
ヒートンをねじ込めば・・・
はい 「ダンクルオステウス」できました!
あーもう ぜんぜん怖くない ♩
早速テストしに行こうと思います。
テストを待つその他大勢の方々
待ちに待ったテストの日・・・
今年初となるバス釣り、3Dプリントしたルアーだけもって新利根川へ行ってきました。
初バスげとするぜっ!
こちらが新利根
写真ないからGoogleマップより
ここはクランクベイトと相性がいいフィールドなので期待大です!
もう一度言います期待大です!
釣りまくるぞーーーー!
・・・!
・・・!?
ぜんぜん 釣れねぇっ・・・・!
ぜんぜん釣れませんでした。
そんなもんです。
ルアーのテストも散々な結果に・・・
肝心のテスト結果ですが橋脚で爆死するクランクやヒートンが抜けかかったため戦線離脱するタヌキなど・・・目も当てられぬ状況に。
その他、ウエイト設定がいい加減なため浮きすぎたり、沈んだまま上がってこなかったりとほとんどのサンプルが使い物になりませんでした。
そんな中いい動きをしてくれてルアーがこれです。
唯一あたりがあったルアー 『マグロ 改』
クランクとスイムベイトの中間的な動きでスローでもファーストでも安定して泳いでくれました。
逆に言うとこれ以外全滅です。
新しい「ダンクルオステウス」の使い方を考えてみました
あんなにおっかなかった「ダンクルオステウス」ですがここまでいじるともう怖くありません。
それどころか可愛くさえ思えてきました。
そんな「ダンクルオステウス」可愛いと思ったのは僕だけじゃないみたいです。
そして今回発売するのがこちら。 (しません)
抱き枕にもなる『クッションオステウス』
ファブリックなアイテムとしてソファーに一個いかがでしょうか?
だれかぬいぐるみ作ってください。
ちなみに「木目込み」という手法で画像のようなものを実際に作ることが可能です。
「木目込み」についてはこちらを参考にしてみてください。
3Dプリンターのネックである表面の荒さをを隠しつつアート作品にする方法、面白いのでそのうちまねしてみようと思います。
というわけで今回は「ダンクルオステウス」をルアーにしてみました。
いまから仕事さぼって釣りに行きますがみんなは死ぬほど働いてください。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
「 でじたみん」でクレオス注文してドヤ
3Dプリンターでルアー作ってみろっ!(その21)
こんにちはクボッチョです。
今日は石垣島からお送りいたします。
早速ですがみなさんは以前作ったアカメを覚えていますでしょうか?
以前作ったアカメ↑
今回はこのアカメをジョイントタイプのルアーにしてみようと思います。
ちなみに以前もジョイントモデルに挑戦したことがありますが途中で投げ出してしまいました。
この時はジョイント部分をどう作るかというところで思考が停止してしまいました。
今読むと思考停した状態でブログ書いていますね。
こういう適当なところは自分でも腹が立ちます。
ところでジョイントタイプのルアーに挑戦している記事をいくつか見たことがありますがなかなか 完成に至らないことが多いようです。
どうすればそれなりのものができるのでしょうか?
今回は途中で投げ出さずに最後まで作ってみようと思います!
なにはともあれ参考モデルになるルアーが必要です。
ちょうどいいことに部屋の中を物色していたら友達に借りていたスライドスイマーが出てきました。
デプス(Deps) NEW スライドスイマー SS 250mm #06 ゴーストケタバス
- ジャンル: ハードルアー
- ショップ: ナチュラム 楽天市場支店
- 価格: 8,640円
多分引き寄せの法則が働いたんだと思います。(確信)
とはいえ友達のもの、僕は礼儀正しいのでちゃんと友達に断りの電話入れました。
「あーもしもし 今からお前のスライドスイマーぶっ壊すから」
ちゃんと伝わりました。
スライドスイマーぶっ壊すよー!
あっけなく解体されたスイマーさん。
生意気に結構な大きさのウエイトが付いている。
2個も。
生意気なジョイント部分。
全体的に生意気だ。
だいたいよくわかりました。
だいたいよくわかりました。
壊さなくても良かったことが・・・
それではせっかくの破壊行為が無駄にならないようにさっさとモデリングしていこうと思います。
途中まで出来ていたボディを適当なところで分割しスイマーを参考にジョイントモデルへと作り込んでいきます。
あーよくわかる。
生意気なジョイント部分の支柱にはピアノ線を使用。
ウエイトは大きめ(鉛玉1号を2個)に設定。
一応出来上がり。
プリントしに行ってきます。
途中ホームセンターでピアノ線を購入。
ステンレスを探したがなかったのでピアノ線やむなし。
設計値でカット
内径を1.5ミリのドリルでさらってからピアノ線をぶっ刺す。
ピアノ線周りの肉厚が薄すぎる。
魚が掛かったら一発で壊れますね。
それにしてもなんでこんなところに穴あけちゃったんだろう・・・
本当はもっと肉厚のところ↑でよかったんだけど気が付いたら突起部分に穴を開けてしまっていた・・・
モデリング中、形に気をとられすぎると肝心なところが見えなくなっちゃうときがあります。
ウエイトを入れます。
今回は1号の鉛玉を2個使います。
本当はタングステンを使いたいのですがお金がないので鉛玉です。
お金がないので鉛玉です・・・
誰か お金タングステンください。
ボディには鉛玉1号サイズが入る穴を2個開けてあります。
できた・・・・
おかーさーん 出来たよー
というわけでなんとかジョイントタイプのルアーが完成しました。
いろいろと反省点はありますがこういうものを作ると無駄に自信がつきますね。
自信を持つということは大切なことです。
時々自分を褒めてあげましょう!
自信がついたので今日は奥さんに向かって少し威張ってみようと思います!!!!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
この後庭にスイマーのお墓を作ります。(合掌)
次はもう一回り小さくした改良モデルを作ってみようと思います。
3Dプリンターでルアー作ってみろっ!(その20) 使えないルアーの末路・・・
「お父さんリサイクルショップっていう言い方、本当は間違いなんだよ」
先日某リサイクルショップの前を通り過ぎようとした際に息子がボソっと言った。
「ゴミの再資源化はリサイクル、使えるものを再利用することをリユースって言うんだ」
「だから正確にはリサイクルショップじゃなくてリユースショップが正しいんだよ」
「はい」
そういえば以前僕もリユースのためリサイクルショップに行ったことがあった・・・(ブログでも書きました)
ブックオフに持って行ったものたち。
俺氏 「これお願いしまーす」
店員 「ありがとうございます10分ほどお時間いただけますか?」
俺氏 「はいっ!どうぞ!」(期待)
この間お金の使い道を考えつつ店内を閲覧する。
・・・10分後
店員 「お待たせしました全部合わせて ¥350です♩」
俺氏 「ふぁ?」
店員 「え?」
俺氏 「ふぁ?」
店員 「だから さんびゃくご・・・」
俺氏 「¥350じゃないっ!」(泣)
・・・そんなことがありました。
まあ、結果売らなくてよかったんだけど。
ちなみに同じ時期に室内保管していたBD-1を査定に出したら2万ちょっとでこっちもビックリした。
人生って驚きの連続だな・・・(謎)
「 レーザーカッター誰かください」
こうやって欲しいものを遠慮なく言い続ければ誰か奇特な人がいてくれるかもしれないので今後も度々言い続けようと思います。
「Form2ください」
ところで、ルアー(クランクベイトやミノー)を作っているとどうしてもリップが必要になる。
ボディと一体でプリントしてもいいがリップ部分は透明の方がかっこいい。
リップ一体モデル
アクリル板を手で切り出しているビルダーさんはたくさんいると思いますが僕は温室育ちなのでレーザーを使います。
それにしてもレーザーカッターは便利だが利用料金が高い。
1時間当たり¥2,000くらいだろうか?
30分借りてもリップをカットしている時間は数10秒だから29分は無駄になってしまう。
せめてもと思い多めにカットしてくるのだがいつもリップだけが残ってしまう。
こんな風に 。
捨てるに捨てられずクリアケースに貯めておいたリップたち
前回も書いたがレーザーが近所にないため新しいルアーをモデリングした時はわざわざ電車に乗ってレーザーしに行くことになる。
残ってるリップの数のボディをればいいのかもしれないが性格的に無理・・・飽きっぽいから。
リユースしてもダメなものはダメ
今更だが新しくモデリングする時にこのリップのデータを使えば在庫のリップをリユース出来るということに気づきました。
本当 今更だよな。
早速在庫のリップを元に以前作ったデータをひっくり返してみた。
確かバッシングシャッドを真似ながらモデリングしたんだけど今見ると恥ずかしい・・・なんとかリアル系に挑戦しようとした片鱗がうかがえるが見事に爆死している。
この特徴的な丸いリップをコンポーネント化しておく。
そして先日モデリングしたアライグマのリップもとっておく。(実際は非表示にするだけ)
アライグマ素体
そして先ほどのリップを羽根として移植し勘合部を作成したのがこれ。
羽根としては小さいが「ラージマウス」の耳も小さいし・・・この時点では「なんとかいけるだろう」と軽く考えていた。
とりあえずプリントする。
上がオリジナルデータで下がリップ無し羽根付き用データのプリントモデル
羽根は熱を加えて少し曲げておいた。
期待・・・
そして組み立て。
犬っぽくなってしまった・・・そしてたいして動きませんでした。
そして半日が終わりました。
そして半日が終わりました。
履歴の編集後一生懸命計算しているPCが健気
先日作ったマグロだが大きくて潜らないと俺氏から苦情が出ているのでリップはそのままにボディを70%に縮小してやることにした。
その際フューチャー編集でボディのシルエットも修正、よりクランクっぽいデザインにしてみる。
これが一匹目のマグロだ。
この一匹目を70%に縮小しデザインを修正してみる・・・
計算中右下のパラメーターを見てると思わずPCを応援したくなる。
リサイズしてスカルプトの編集ってエラーが出やすいのだが意外に出来てしまった。
下にあるのが2匹目。
モデリングの履歴が綺麗だとエラーが出にくいのかもしれない。
取り付け角度は違うがリップは同じ。
内部も改良した。
今回からウエイトには蓋をつけることにした。
そしてウエイトルームも変えてみた。
ウエイトがボディ内で左右に動けるようにラトルルームを設計した。
こんな風にラトルが動けるようにしてある。
当たり前だが 内部でウエイト(ラトル)がスムーズに動くためにはラトルルームの内壁に凹凸があってはいけないのだ。
この辺は「ボディの分割」を利用してモデリングした。
とは言え作業中迷子になることもしばしば・・・
ややこしいからいちいち喋りながらモデリングした。
使えないルアーの行く末を考える
それではプリントして組み立てみますね。
サンディングしたボディにウエイトを入れ蓋をします。
テスト用なので仮組みです。
楽しいー
前回のマグロとの対比
今回の方がよりルアーらしくなった。
結局はリップの再利用はリップにしとけってことですね。
と、こんな具合に残りのリップもリユースしていけば在庫も減っていくでしょう。
今週は雨で冷え込みもひどいということで来週にでもテストがてら初釣行に行ってみようと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
『釣れないルアーはこうだ!』(最終回)
「お 釣れないルアーやんけ」
「おまえ釣れへんのやろ?」
「助けてください・・・僕は改造されただけです!」
「うるさい!」
ガブっ!
「あっ・・・」
おしまい
3Dプリンターでルアー作ってみろっ!(その19) マグロはやっぱり赤身だろ!
パンダになれば優しくしてもらえるって本当なの?
マグロ型のルアーを作ろうと思い画像検索していたらとんでもないものが出てきて驚いた。
新種か!?と思ったらWWFの自然保護ポスターということで安心した。
まったく人騒がせである。
・・・という話。
もう少しでパンダのお面をアマゾンで注文しちゃうところだった・・・やれやれだぜ。
パンダになったマグロを大切にするかどうかはわからないがこんなものがルアーにヒットしたら即リリースだ。(不気味だから)
そういう意味でもは効果はあるかもしれないな・・・皆んなパンダ買っとけ。
ちなみに「サイ」バージョンもあった。(ゴリラもあったけど不気味すぎたので掲載不可)
いくら葛西の水族館でもこれは飼えまい・・・
しょっちゅうガラスにブッ刺さってそう。
こういうデザインのルアーがモデリング出来ればと思うが今の自分には無理。
無理だからフツーのマグロでモデリングしようと思う。
だから普通のマグロを持ってこいっ!
それにしても「マグロ・画像」で検索するといろんなものがヒットしてくる。
こんな画像が出てきても当たり前だろう・・・
ゴメンなさい・・・ルアーの下絵として不適切だがあまりにも美味しそうなので載せてしまいました。
私これ見ながら普通にご飯食えます。
3杯は食えます。
それにしてもなんでマグロっこんなに美味しそうなんだろ・・・
残念だがいくら美味しそうな切り身でもルアーにはならないのだ。
そう思っていた・・・・こいつらが現れるまでは。
・・・ということで切り身マグロのモデリングだ。
いつも通り下絵を挿入。(こういう体高のあるマグロってかっこいいよなぁ)
モデリングの仕方はいつもと同じなので割愛しちゃってます。
今回はメインのウエイトルームに蓋をつけてみた。
これで後作業の穴埋めも楽になりゴトゴトとしたラトル音も期待できる。
今となっては前方にも付けてやればよかったと思ったけどウエイトの位置が深すぎると思いやめてしまった。(やっぱり付けるべきだった・・・)
透過させるとこんな感じ ↓
ご覧のように今回ラトルルームをひろ〜く取りました。
しかしプリント時に内部にサポート材が付いちゃって意味なし。(泣)
UPBOXの設定が未だによくわからなくて本当困りますっ!
何故にシェル設定なのにサポート材がつくの?????
意味がわかんない!
気をとりなおして・・・
この時点でも泳ぐのかな〜っ?て考えながら作業してます。
リップの勘合部はこんな感に・・・
微妙なトコロだけど結構大事だったりする。
モデリングも終わったしプリントしようか!
今回は長かった・・・
出来ました。
うぉー マグロだマグロだっ!!!!
マグロができた!
サポート材を取ってサンディングしたのがこちら。 ↓
口元がチャーミィー ♩
とりあえずボディは完成!(蓋もサンディングした)
次はリップの加工だ・・・
レーザー加工って結構なお値段しますの・・・
ありがたいことに3Dプリンターは近所にあるがレーザーだけは電車で加工しに行かなくちゃならない。
正直面倒だ・・・ でも一つ一つ手で切り出すの考えたらFABに行っちゃたほうが断然早くてキレイ。
ちなみにレーザーの加工時間はほんの数分だけどしっかり30分の利用料金とられてしまいます・・・当たり前だな。
普段使っているレーザー加工機がこちら ↓
(僕は右側を使ってます)
嘘です どれでもいいです。
はい・・・・切り出したらとっとと撤収!(電車賃もかかるな)
早速組み立てじゃ!
ここからが楽しいところ。
まずはヒートンをネジネジ・・・
リップをハメハメ・・・
ぴったーっ!(1回目)
ウエイトを入れ入れ・・・
配置完了!
蓋をシメシメ・・・
ぴったーっ!(2回目)
ラトルの音を確認する為振ってみる。
振っているから画像が揺れてます。
ゴトゴトゴトッ・・・・て感じの音がしてる。
そして前からやってみたかったアルミ貼りにも挑戦!
こんな風になるはずだ・・・・ (イメージ)
アルミテープはダイソーで買ってきた。
そして貼ってみた・・・ ↓
全体的に貼っても良いのか?
この後の塗装イメージが浮かばない・・・
Youtubeみながら考える・・・
疲れたからレンダリングして遊ぶよ〜
脳内塗装していたら疲れたっ。
木 カッコいい!
木 × 金属 × プラスチックの組み合わせがカッコイイね!
こういうの作れたらいいね。
でも・・・
マグロといったらこうだ。
ズラ〜
(撮影場所:築地 大物競り場)
・・・だろっ!
だな!
謎 ???????
(撮影場所:ハバロスフク)
デカければサイズ調整しちゃえばいいじゃん?
テスト用の仮組みが完成した・・・
早速近所の川でスイムテストしたのだが思っていた以上に泳いでくれたので素直に感動!
僕の場合ルアーに対しての期待値が低いから泳いだだけで半日位はハッピーでいられる ♩
しかしせっかく作ったマグロだが実際に使うとなると少々大きすぎる。
さすがにこれで釣る自信がない・・・
70%くらいに調整してリップ形状も修正してやればいつものフィールドで使えるかもしれない。(いつものフィールドを想定してない男)
こういう調整が簡単にできちゃうFUSIONって本当便利ですね!
ちなみにサイズ調整をする時に使うコマンドが「尺度」。
これを使う時は「点」の設定に注意だ。
ちゃんと「点」を原点指定してあげないと調整後にセンターからずれてしまう。
覚えておきましょう!
なんて、知ったようなこと言ってるけどコミュニティーフォーラムで教えてもらっただけです。
でも、覚えておくと便利ですよ。
ということで今回はマグロを「モデリング」して「スイムテスト」までやってみました!
テスト風景の画像が無く申し訳ない・・・次回からなるべくテスト画像を取っておこうと思う。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
本当にやってみたいのはコレだったりします・・・
やっぱ赤身だろ!
3Dプリンターでルアー作ってみろっ!(その18) 3連休プリントしまくりまくった
今回は小さいぞ!
「第1回 3Dプリンタールアー釣り大会 IN としまえんフィッシングエリア 」だと・・・・許せるっ!
「第一回3Dプリンタールアー釣り大会 IN 豊島園」というイベントがあるらしい。
前回ありさんに教えていただいたこのイベント。
読んで字のごとく「3Dプリント」した「ルアー」で「釣る」イベントだ。
わかりやすくて良いっ!
何事においてもわかりやすいというのは大事です。
詳しくはこちらで! ↓
自分でもデータ作れる人が増えたらそのうちやってみようと考えていたのだが、先を越されてしまった・・・
確かに3Dプリンターが普及するまで待っていたってしようがない、こうなったら便乗させてもらい一緒に盛り上がっちゃおう!
ついでに豊島園用(エリア用)のルアーを作ってみようと思う。
ルアーの大きさがわからないという・・・まさかの出落ち!
いざモデリングしようと思っても手元に参考になるべきルアーが無い。
何もないと何もできない子。
親としても先生としても非常に困るタイプだ。
ほっておくと適当なものを適当な方法で作り始めてしまう・・・
あんまり適当なことをするといくらFUSION360とはいえ修正が面倒だ。
だからちゃんと調べた。
子供と違い僕は大人だ。
そして大きさが25~35ミリ位という事がわかった。
でも、実際にはわかっていなかった・・・
クワッドボールからモデリングしてみよう!
いつもなら「スケッチ」→「パイプ」・・・のパターンで作っていくのだが今回は形状が単純なためクワッドボールを使ってモデリングする事にした。
ちなみにクワッドボールとはこんな形だ。
このボールの表面を動かしながらモデリングしていきます。
面・線・点を選び動かしていくとこんな感じで形が変わっていきます・・・
クイックイッっと・・・簡単です♩
ということで、まずは参考のため下絵を挿入します。
その上にクワッドボールを置いたら下絵に合わせて形を合わせていきます。
いつもならリップをアクリル板で作るのだが、プリントするものが小さくリップの勘合部がうまくプリントされ無い為今回はリップを一体で作る事にした。
以前リップを一体でプリントした際に何度か失敗した経験があるのでちょっと心配だ・・・
ちなみに45度でプリントするよかった。
これは数回作り直したもの。(ディープダイバー)
初のリップ一体型モデルだ。
肉厚は1ミリに設定しなるべく内部を空洞化、ウエイトが入るところは4ミリの球体で切り欠いた。
ちなみにウエイトが入るところは小さな凹みを作って後でルーター処理した方が綺麗です。
ヒートンは市販のものは使わず0.45ミリのワイヤーをねじって加工。
ワイヤーだから多少穴が曲がっていても刺さってくれるのだ。
そして ブッさす!
ワイヤー結構使える。
わっせわっせ・・・とにかく作る。
リップ部分のプリントを心配していたが思いの外良くできて良かった。
ルアーのモデリングはプリント前提で考えろ! 見た目よりも大切なこととは?
リップ裏側の補強は欠かせ無い・・・ここが脆いと簡単にポキンだ。
とはいえあまり複雑な形状はオススメしない。
なぜならせっかくのモデリングも一般的な積層タイプのプリンターではそのまま表現される事はなく、プリントしたら残念な結果になる事がほとんどだからだ。(光造形は別)
であれば、出来るだけ2次加工がしやすいモデリングをするのがベターであろう・・・
早速リップの裏側の一部分をロフトで補強してプリントしてみる事にした。(シャローランナー)
よくあるタイプ。
そして、プリントしてサンディングしたのがこれだ。
一応部分的に膨らんでいるがサポート材との接触面がガタガタしておりプリント後の成形もしづらい・・・
こういう細かいところをペーパー掛けしてると親指の付け根が痛くなってくる・・・
痛いのは嫌だ。
どうせ綺麗にプリントされないのだからヤスリ掛け前提のデザインにしてやればいいという話。
人間痛い事があると嫌でも改善したくなるらしい。
そんなわけで一個目の失敗を踏まえリップ裏全体にロフトをかけることにした。
これでヤスリが掛けやすくなるはずだ! (多分)
さらにロフト時のレール設定を逆Rにすることにより成形しやすくした。
全体に厚みを取らせてあるのがわかるだろうか・・・
右側が修正したリップ。(成形後)
これで親指の付け根が痛くなる頻度が減った。
ひとまずリップに関しては改善されたと思うので次の課題へ・・・
ウエイトの位置とか重さとかがわから無い・・・
いつも困るのがウエイトの配置と重さだ。
今までいろいろ作ったがまとも泳ぐものはあまり無い・・・その都度ちゃんと作り直していけばいいのだがつい新しくモデリングしたくなっちゃうのだ。
どうすればいいだろう・・・
わから無いからあらかじめ3箇所に穴を開けておくことにした。
とにかく撒いとけ的な?
脱線中・・・モデリングに疲れたらどうぞ!
↓本線
こんな具合にしてみた。
3ミリのウエイトに対して4ミリの球で切り欠く方法だが、非常に便利だ。
データ修正も楽だしテストもしやすい。
こんな風にクリアーでできたらいいのだけれど・・・クリアーのフィラメントはあるがこうはならない。
実際にガン玉を付け替えてテストした結果、小さめのガン玉を3箇所配置するのが一番良く泳いだ。(風呂場だけど)
改良すべきところはあるがとりあえず泳いで良かったと思う。
ルアーのサイズって全長じゃないのか・・・
これ、すごく小さいですね。
全長で30ミリ弱です。
最初に間違ってリップ含めて30ミリ位に設定してしまったのだ。
さすがに小さい・・・
モデリングする前に気付けよって話ですが、つい先走ってしまい気が付いたらマウスをグリグリしていました。
と言うわけで1.5倍に修正したのがコレ。(右側)
まともな大きさになりました。
FUSIONってデータ修正楽ですね!
ところで小さい方ですが、残念ながらちゃんと泳ぎませんでした。
ボディの大きさの割に肉厚が厚かったのかもしれません。
せっかくだから泳げるようになるまで面倒みようと思います。
ツイッターでハゼクランクにしては?というご意見があったのでそっち方向で改良していこうと思います。
というわけで今回はエリア用のクランクを作ってみました。
僕自身エリアの釣りってしないんですけどプリントして遊ぶには最適なサイズかもしれませんね。
とにかくプリント時間が短いのが嬉しい!
そろそろルーターが欲しいな・・・
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
3Dプリンターでルアー作ってみろっ!(その17) データ作ったらプリントしろぃ!
アカメは暗闇で光るのだ!
アカメという魚がいる。
目が赤く光るカッコイイ魚だ。
以前テレビでアカメの番組を見たことがあるのだが、その中で月夜の下ルアーでアカメを狙う映像がとても幻想的だったのを覚えている。
古代魚っぽいそのフォルムと伝説の魚感が釣り人を魅了してやまないのだ。
今回そんなアカメをルアーにしてみたい。
作り方はいつも通りだが今回は口周りの表現に注力してみた。
真横の絵を探す・・・
ヒレピンではないがアカメだ。
最近は横の絵だけでモデリングしてます。
・・・以下のような感じになりました。
なんか甲冑っぽくなってしまったが木の質感を与えるといい感じになる。
ヒレをつけたらもっとかっこいいのにと思うが、今のところヒレのモデリングの仕方が思いつかない・・・
そこまでやるなら他のソフトを使えばよさそうだがあくまでFUSIONにこだわりたいです。
いくつかプリントしてわかったんだけどホーム3Dプリンターの精度を考えるとある程度大げさにデティールを作っておいてプリント後成形してもいいんですね。
3Dプリント後の二時加工ってどうなの?って議論になっちゃうけど、あえて手加工を入れることによって表現される部分があると思うんですね。
うまく言えないけど。 うん。
最近の傾向だが予めリップにヒートン等のスリットを入れておくのだ。
どうしてもリップ寄りにヒートンをつけたい場合はこの方法が良いだろう。
あったまいい!
アカメなんだから目光らせてみる!
せっかくモデリングしたアカメ。
どうせなら目を赤く発光させたい・・・
電子工作はできないけどFUSIONなら簡単だ!
アカメの怖さでてますか〜?
さらに潜んでる感を醸し出す。
岩とかもモデリングして配置したらいいかもしれない・・・
怖っ!
アカメ 怖っ!
暗闇で赤く光る目が怖っ!
FUSION360にはレンダリングに放射光 LED(赤)というのがあるのでこれを目に使いました。
実際に作るならシンキングでゆっくり巻いても泳ぐイメージにしたい。
(目を光らせながら泳ぐとカッコよさそうだからだ)
もう何を釣るかなんてどうでもいい、アカメっぽい雰囲気で泳いでくれたら◯です。
モデリングだけでは魚は釣れないのだ!
と、こんな感じでレンダリングしながら遊んでいますが、やっぱり3Dデータは出力しないと勿体無いわけです。
自分が作り出した世界でたった一つのオリジナルデータですからね。
実際に出力しってその感触を手に取り味わってほしいと思います。
いや、自分が作れってことなんですけど・・・
今週はやります!
それまでデータ作り貯めなければ・・・
ここに引きこもって作業してます。(良い椅子がほしい)
この中にいろんな機械をおけたらいいんですけどね・・・
最近3Dプリンターでルアー作る人が少しづつ増えていると思います。
シーバスルアーをFUSIONでモデリングして本格的にルアーを作っている方や、大アジを専門に狙いオリジナルパーツをFUSIONでモデリングしている方など・・・
(偶然にもそれぞれ専門分野が分かれてる)
このようなデータを公開しあえるサイトなんかあったら良いんだけど作りかたがわかりません。
誰か作ってください。
丸投げです。
将来的にみんなで集まって展示会とか開けたら楽しくないですか?
ね、ありさん?
琵琶湖で大会の際はガイド御願いしますね!
ということで今回はアカメをモデリングしてみました!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次はマグロです!
自分でもやってみたい方はこちら!
募集中でーす!
3Dプリンターでルアー作ってみろっ!(その16)木彫りっぽいルアーってカッコイイよな!
そろそろ渓流も解禁だけどみんなどうしてるの?
渓流のルアーフィッシングは最高だ。
川のせせらぎを聞きながらロッドを振る。
今年は渓流で大ヤマメでも狙ってみたい。
でも僕の釣具箱にはルアーあまり入っていない・・・
3Dプリンターでハンドメイドミノーっぽいルアーを作れないだろうか?
定番のミノーを鮎のイラストからモデリングしてみた。
僕は何も無いと何も出来無いのでWebで川魚のイラストや写真を検索することから始める。
コレというものが決まらず時間だけが経過していく・・・
(どれどもいいような気がするが)
結局こちらのサイトから鮎のイラストをお借りしました。
イメージをダウンロードに保存してから下絵として挿入。
今回ミノーのサイズは50ミリに設定。
配置が完了したら最初にスケッチでエラなどのデティールを描いてしまいます。
こんな風に ↓
その後スカルプト環境で下絵に沿って鮎をモデリングします。
こんな感じです↓(ボディを50%に透過させてます)
出来たボディをパッチで0.5ミリオフセットしたら「ボディの分割」でパッチしたボディを最初に描いたエラなどのスケッチで切り抜いていきます。
切りに抜いたパッチに厚みを持たせる。(目は押し出しで凹ませる)
あとはリップをくっ付けて出来上がり。
鮎っぽいか?
あとは木の質感を与えてやれば偽ハンドメイドルアーになるはずだ。
レンダリングという機能で遊ぶ。
いつもなら「ペイント」でべたっとした色をつけて終わりなのだが今回のテーマはハンドメイドミノー。
削って磨きました的な雰囲気がいいだろう。
そんなわけでいろんな木の質感を与えてみた。
サクラ材 お?
クルミ材 おお!
松材 普通・・・
コンピューターってスゴイですね。
ところで、ハンドメイドミノーで欠かせ無いのがエラまわりのアルミ貼り作業だ。
完成品もかっこいいが加工中のホイル貼り作業中のミノーがカッコイイ。
そんな感じでエラまわりに金属のマテリアルを乗っけてみた。
なんか鎧っぽくなったけど思った以上にかっこよくなった。
自分では作れ無いけどこんなルアーがあったらちょっと買いたくなる。
いつかレンダリングした通りにプリント出来る3Dプリンターが普及するのだろうか・・・
実際はABSなのでレンダリングのようにはなりませんがアルミを貼り付けたらそれなりにカッコよくなるだろう。(あとでわかるが全くの期待はずれです)
いつものプリンターで作業開始!
あれっ
シェルだけ・・・
設定間違えた。
密度パンパンでやり直し!(15分くらい)
これはいけたか?
なんだコレは・・・
な・ん・な・ん・だ コレは・・・?
居酒屋で出てくるワカサギの揚げ物みたいなのが出てきた。(好きだけど)
この仕上がり具合・・・プリンターの限界を感じざるを得無い。
これ以上はやるだけ無駄。
マジで光造形のプリンターが欲しい・・・
買えないならデカイのつくればいいじゃん!
仕事も子育ても同じですが、出来ないことを無理にやろうとするいいことはありません。
「ホーム3Dプリンターでも出来るサイズでプリントすればいいんです!!!」
(トラウトミノーを諦めた瞬間です)
ということでプリント可能な大きさにリサイズしてみた。(2倍)
後ろが2倍(100ミリ)手前がオリジナルサイズ(50ミリ)
リサイズとはいえリップの厚みはキープしてあります。
この大きさならそれなりに表現されるんじゃないだろうか?
ここまで書いて思い出した。
ウエイトルームとか作ってない・・・
今日はプリントできませんが近日中に報告しますのでしばしお待ち下さい。
ということで本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
blender挫折中・・・誰か教えて!