3Dプリンターとかいう箱

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3Dプリンターの活用について少し真面目に考えてみた(FITTLE)

こんにちは!
 
寒い・・・
冬かよっ!
 
そんな中スリプリさんが大阪でやっるってよ。

fusion360.3dworks.co.jp

 

なんか楽しそうなイベントだけど大阪だから行けません・・・
東京でもやってください。
イベントの開催概要の欄の最後に「22:00完全撤収」って力強く書かれていて何かしらの意志の強さを感じました。
 
はい、というわけで。
 
今日は3Dプリンターならではの素晴らしいアイデアをご紹介したいと思います。
 
以前から3Dプリンターの有効活用について考えていたところ、奥さんが「目の不自由な方たちに役立てるのでは?」とのアドバイス。
 
それはいい考えだと思いネットで調べたところこんな記事を見つけました。
 
 
内容に関しては割愛しますが、簡単に説明すると魚の立体のパズルに点字が付いているだけなんですね。
 
パズルを組み立てると魚の形になり点字で「さ・か・な」と表現されています。
実際には「FISH」ですけど。
 
シンプルだけど素晴らしいアイデア
また、このことを記事にしてくれた和田さんも素晴らしい!
 
やっぱり頭の良いヒトたちって考えることスゲーなって思います。
 
で、データも作りやすいし早速作ってみようと思ったのですが、点字のデータ(AIやCAD)がネット上で見つかりません。
 
もちろん色々なサイトでで点字の一覧を載せていただいているのですがそのままだとイラレやCADに持ってこれないんです。
 
 あったら便利だと思うのですが・・・
 
 
とにかく真似っこして作ってみることにした。
 

今回は魚ではなく大好きなペンギンで作ってみたいと思います。

 

まずはネットからペンギンのシルエットを探してきます。

シルエットデザイン

 

次に点字

http://www.yoihari.net/tenji/omotegazo.html

 

イラストレータで「ペ・ン・ギ・ン」の点字データをつくり、ペンギンのイラストの上に配置します。

 

この時点でパズルの大きさやカットする数を決めておきます。

 

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だいたいこんな感じです。
多分「ペ・ン・ギ・ン」ってなってるはず・・・
 
 
次にこのデータをSVGで書き出します。
 

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書き出したデータをFUSIONで読み込んだところ。
 
このときデータによってはエラーが出てしまいますがそのときは深追いはせず違うもので試しましょう。
 

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点字部分を選んで1ミリ押し出します。

 

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次にボディをマイナス15ミリ押し出します。

 

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スケッチでカットラインを決めボディを切断していきます。
余計なところを切りたくない場合は分割ツールを拡張のチェックを外しておきます。

 

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 4つのパーツに分かれました。

 

このままだと組み合わせたときに動いてしまいますので各部品に勘合用の突起と凹みを作って行きます。

 

f:id:ganesakun:20161030090006j:plain

 

頭のところに円柱の突起を2つ作りました。

 

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 突起に合わせた凹み部分。

 

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他のところにもいろんな形で突起を作りました。

 

突起に合わた凹みを作り0.3ミリオフセットしておきます。

 

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 コンバインおK

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かわいいいのが出来ました ♪

 

このようなことで3Dプリンターが役に立てるって本当に楽しいですね!

 

これを作りながら奥さんと話していたのが点字付きの3D地図の作成です。

日本地図はもちろん、ご本人が住んでいる地域の地図を3D地図にできたらお役に立てるのではと考えました。

 

もう一つは絵本です。

すでに作られている方もいると思いますが、自分自信絵本が好きなので挑戦してみたいと思っています。

 

自分一人ではどこまで出来るか解りませんがどちらも少しづつサンプルを作っていこうと思います。

 

なかなかプリントまで至りませんがこんな感じでいろいろなデータを作っていきますので応援宜しくお願いします!

 

最近は「3Dプリンターは夢の箱じゃなかった」などとネガティブな記事を目にすることもありますが、夢の箱にするかは自分次第だと気付かされた今回の記事でした。

 

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

今から釣り行くぞぃ!