3Dプリンターでルアー作ってみろっ!(その54)メタルバイブの代わりをいろいろ作ったから見ていけコノヤロ!
クリぼっちの皆様こんにちはクボッチョです ♪
突然ですがうちの家族はこの番組の大ファンです。
特に高1の娘の熱狂っぷりは手に負えません。
竹内涼真が出ると家中響き渡るほどの声で絶叫します。
りょうまぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっ!!!!!
俺にとって陸王といえばこっち。
ところで!
こう寒くなってくるとワームかメタルバイブの釣りがメインになってきますね。
冬の定番とはいえメタルバイブだけどこれってめっさ引っかかるじゃないですか。
そこで3Dプリンターでメタルバイブの代わりを作れないかと思い何パターンか作ってみたので報告してあげます。
ありがてー
最初は売っている奴を真似して適当にオモリくっつければいいんじゃね?と軽い気持ちで始めたんですがすっかり沼にはまってしまいました。
簡単だとおもったか・・・?
とりあえず作ってみてダメなら作り直すという子供みたいな方法で検証していきます。
だから成績悪かったんだね・・・
1個目:思いっきりでかいオモリを付けてみたかっただけのやつ
オモリをどうやってくっつけようかと思い考えたのがこちら ↓
穴を少し狭く設計してスリットで噛むようにしてある。
断面図はこんな感じだ。
オモリとるとこうなってる。
テストしてみたところバイブが弱くて全然ダメでした・・・スピンテールつけるとそれっぽくなるけど思ってたのと違うのでこれはボツ。
俺ルール1:泳がないからといって部品を付けて『泳いだー』は負け。
2個目:根掛かりが多いから口のところにウエイトを持って逆さまになるように設計したのがこちら。
今回から外付のオモリはタッピングネジを使うことにした。
前の方だけ少し膨らみを付けてあるけど基本的にはうすーく作ってます。
こういうことだ。
カプッとさせてある。
ヒートンの穴は3箇所付けてある、後ろに行くほどバタバタすることがわかった。
動きはちゃんとバイブレーションだけど鉄板の動きには程遠い感じだった・・・
どちらかといえばシーバスとかに使ったいいような感じがした、なんの根拠もないけど。
ちなみに逆さにはならず倒れた。
3個目:鉄板は諦めて普通にバイブレーション作ろうぜ!と思い直作り直したのがこちらでごわす。
*お分かりかと思いますがどのルアーも思いついた時は「俺天才かも!」と思いながら作り始めてます。
イメージはお腹に小さいウエイトがいっぱい入っている感じだったんだけど、ここからが大変だった・・・
今まではエラなどは押し出しで作っていたのだが、今回は造形部分をスカルプトで真面目に作り込むことにした。
Fusionマスターズの本を参考にしたりスリプリの三谷さんに挿入点の使い方などを教えてもらってやってみたんだけどちょーむずい。
やっている人が見るとわかるけど流れ汚いというかひっぱらてる。
スカルプトで作り込むとシェルでエラーが出るのでコピーを縮尺(不均一)を引き算してやった。
後ろがソリッドな分全体的に重さが出るけど今思えば後ろ側に空洞が欲しいところだな。
泳がしてみると鉄板ぽい動きになっていたりするのでさらに悩む・・・
4個目:スカルプトの練習がてらフナっぽいやつに挑戦も惨敗したのがこちら。
全体はソリッドボディにしてウエイトは外付にした。
今更ながら手持ちのバイブレーションをまじまじと観察して水の抵抗を作る部分とかアイの位置を考えながら作ってみたら普通に動いてしまった・・・
動いちゃったの?
このバイブレーションの後ろにあるパーツを付けたところ「なんかすげー釣れそう」なルアーになったので更に改良を加えていこうと思います。
釣れるルアー作るのとモデリング技術は別だけどスカルプトはもっとうまくなりたいな・・・
未だ満足のいくものは作れていないけどバイブレーション沼はまってみると奥が深くて面白いのでどうせ年末年始暇だろうからみんなもはまりなさい。
モデリングはこのくらいにして年内中に釣りパラに行ってテストしてきたいと思ってます。
テスト次第だけどこれで釣れるようになったら経済的にも嬉しいよな。
プリント時間は30分程度だし組み立ては簡単だし・・・
というわけで僕は3Dプリントしたルアーでガシガシ釣りまくりますけどみなさんはお店でちゃんと買ってガシガシ根掛かりさせてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
さよおなら
今回は行く。