3Dプリンターでルアー作ってみろっ!(その26)minimaker使ってみた
こんにちは、クボッチョです。
大会からもうすぐ一週間・・・皆様どうお過ごしでしょうか?
私事ですが、僕は最近娘のお弁当を欠かさず作ってます。
自分で言うのもなんですがちゃんとしたお弁当です・・・
そして、お弁当を開けるときはクラスで一番可愛いい子のところで「パパに作ってもらった」と言ってから食べるようにと言い聞かせてます。
「ねえパパ そもそもそんな子はいないよ」と言うので「学校中探せっ!」と言ってやりました。
そして「見つかるまで弁当食うなっ」とも教えてやりました。
・・・教育って難しいですね。
この撒き餌作戦で夏場に娘の友達をたくさん集めバーベキューをやろうと計画しています。
今から夏が楽しみです!
・・・早速ですが、先日大会でいただいたプリンター「ダヴィンチ minimaker」でルアーを作ってみたので報告したいと思います。
大会の様子は1310さんのサイトをご覧ください!
大会当日、3Dプリンターを頂いたときは舞い上がってしまい1310さんが発送してくれるというのも聞かずハンドキャリーという奇行に出てしまい帰り道大変苦労しました・・・
万が一同じようなことがあったら次は送ってもらいます。
ということで早速組み立ててみます。
ありがたいことにフィラメントが同封されていました。
なんやかんや入っている部品を取り付けていきます。
ガッチャンッてつけて。
パイプをブッ刺す。
ここをバタンって出す。
フィラメントをはめてチューブに通す。
はい出来上がり!
早速データを送り込んでみます・・・・
「最近釣り場で猫狩りが行われているだと・・・!」
たまたまリップが残っていたので、このクランクベイトをプリントしてみます ↓
xyzの専用ソフトの画面、見やすく操作もしやすいです。
プリンター設定:角度45度・積層ピッチは0.1ミリ
多少音は出ますがプリンターとしては多分普通だと思います。
安心してください・・・うまくいっているように見えますがこの前に2個ほど失敗してます。
サポート材が付いていたところをサンディングしてからリップとヒートンを取り付けコーティングしてみました。
付属していたフィラメントはPLAのイエロー
ABSに比べて削りにくいところはありますがルアーを作る程度なら問題なく使えます。
minimakerもやるときはやるな・・・
塗装しなくてもこのままで十分釣れそう・・・
僕が釣りに行くところはどこもマッディなのでチャートはかかせません。
どっちもPLAだけど黄色の方が釣れそうですね。
ちなみに、今回の大会の様子はFUSIONBASEでも掲載予定でございます・・・
まだアップしていませんが 時々アクセスしてみてください。
ちなみに次の大会は9月です!
「その前にハゼクラの実釣会もいいですね・・・」(1310氏)
写真はオリジナルのバス用クランクを75%に縮小したもの。このクランクをフック位置、リップ形状などを調整しハゼクラのサンプルを作りたいと思います。
今回のエリアクランクはフック同士がよく絡みましたので・・・
ということで今日も仕事をサボって釣りに行きますが皆様はいつも通り死ぬほど働いてください。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
最近作ったルアーのスイムテストまとめです。
Test lure made with 3D printer
3Dプリンターでルアー作ってみろっ!(その25) 大会結果報告!
こんにちはクボッチョです。
今日は昨日(4/22)に行われました「3Dプリンターで作成したルアー限定釣り大会」の報告を時系列の写真でお送りいたします。
会場はとしまえんフィッシングエリア。
お金がないので松戸から子供を乗せて自転車で来ました。
距離にして45キロですが普段弱虫ペダルを読んでいるから全然問題ありません!
ごめんなさい 嘘です。
ゴメンネ
朝4時起き、7:50の受付に間に合うよう「としまえん」に向かいました。
西武線に乗るのは高校のときの家出以来です。
7:12「としまえん」に到着。
すでにフィッシングエリアは開いていました。
早速中に入っていきます。
フィッシングエリアまでは思ったより距離があります・・・
道中だんだん心配になるような風景。
?
!!!!!
だから怖いのやめろって!
・・・無事会場到着。
既に主催の1310さんが準備されてました。
商品の3Dプリンター!
今回マイ・テックラボのお二人も参戦です。
以前からマイ・テックラボさんのブログは読んでいたのですが、まさかここで会えるとは思っていなかったので嬉しくなっちゃいました!
マイ・テックラボさんもオリジナルルアーを持ち込んでました。
海と間違っているのかな・・・
すでに2回ほど実釣で結果が出ていない二人は準備に余念がありません。
思わぬダークホースの出現です・・・・
やっぱり海と間違っていますね・・・
今回ブログでお知り合いになった牧野さんも参加されました。
普段はシーバスをメインに釣りをされているようですが他の釣りについても知識が豊富な方です。
展示された3Dプリンター製ルアー
うめさんことありさん(どっち?)からルアーが届いておりました。
仕上げの素晴らしさにみなさん感嘆の声があがりました。(すぐ売りなさい)
とっくに開始時間をすぎているにもかかわらず喋り続ける参加者たち・・・
自己紹介含め釣りの話で盛り上がりまったくスタートする気配がありません・・・
結局一時間遅れでスタート。
なかなか釣れない中、1310さんが「斜めに投げてトウィッチが良いですよ」と教えてくれたのでその通りやったら・・・
釣れました!
写真は 2匹目の魚、ブラウン?(謎) 35センチ。
釣りに夢中になって写真がありませんが結果3バイト・2フィッシュでした。
ヒットルアーはシャッドとクランクの茶色系。
3Dプリンター製のルアーで釣るという特殊な環境のせいか釣れなくても楽しいという不思議な感覚の中あっという間に一時間が経過しました・・・
終了後、受付ブースに戻ってからもひたすら喋り続ける参加者たち・・・
口々に「この水槽家に欲しい」って・・・皆んなアタマおかしい。
ルアーの動きを確認したり…
海釣りの楽しさについて熱く語るマイ・テックラボの川井さん。
主催の1310さんはカヤックにはまっているらしく二言目には「カヤックやりましょう!」ってなりますので気をつけて下さい。
2〜3位はじゃんけんで。
俺か〜!
カメラマンさん3位げとー
1310様 いろんな商品を用意していただきありがとうございました!
最後にサプライズ!
なんとうめさんから参加者さまへルアーのプレゼントが!
一気に 盛り上がる参加者たち。
うめさんのバイブレーションを手にした牧野さんは「この後シーバスに行くっ!」と言ってました・・・とい言うか、釣り好きすぎだろっ!
(今後も奥様に怒られない程度に楽しんでください)
ということで結果は・・・・
優勝!念願の3Dプリンターをいただくことができました!!!
プリンターは待っている家族を驚かせるためハンドキャリーさせていただきました。
そんなわけで・・・
いつもの作業スペースに3Dプリンターっ!
嬉しいっっっ!
ちなみに35センチの謎の魚はムニエルにしていただきました。
次回の大会はは9月を予定しているようですので気になった方は是非参加してみてください。
今回モデリングに使用したFUSION360は無料で始められる高性能3DCADです。
これを使えば誰でも簡単にルアーのモデリングができます!
まずは無料講習から参加してみてください!
Fusion 360 無料体験コース | 3DCG・CADトレーニング | 株式会社Too
僕の地元、こちらでも講習してます。
気になった方はご連絡ください!!!!
ということで今回は「3Dプリンターで作成したルアー限定釣り大会」について報告させていただきました。
主催者、参加された皆様お疲れ様でした〜
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
でかいな・・・・
3Dプリンターでルアー作ってみろっ!(その24) 4/22としまえんで何かやるってよ!
こんにちは クボッチョです。
気温も20度を超え暖かい日が増えてまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
僕は口内炎ができちゃうのと1日8回下痢をするくらいでそれ以外はまあまあ大丈夫です。
皆さんもダメな時は無理せずお注射してもいましょうね。
ところでこの度としまえんで『3Dプリンター製ルアーオンリーの釣大会』が開催されます。
場所はとしまえんフィッシングエリア、ちなみに「としまえん行こうぜっ」て子供に言ったら「それ 何処?」って真顔で返されてしまいました。
今の子は遊園地といえばTDLとUSJしかないと思っているみたいです。
エンタープライズとかフライングカーペットとか知らないなんて本当アホですね!
僕たちが子どもの頃、遊園地といえば後楽園と豊島園が不動の2トップだっただけにこの反応はガッカリです。
そのうち引きずってでも連れて行ってやろうと思います。
こういうところに・・・
というわけで、今回エリア用のルアーを作ってみようと思います!
今回作るのはボディサイズが約30ミリ程度のクランクベイト。
正直プリンターで作るには小さすぎますね・・・
そんなときは・・・
沈痛、消炎、消毒!! (謎)
はい戻ってきてください・・・・今日も魔法の力(fusion)でモデリングしていきますよ〜
1個目:バス用に作ったクランクをエリア用にサイズ調整したもの。
プリント ↓
安定した泳ぎ、深度も平均的 。
期待値・・・・4
2個目: クランクとシャッドの雑種。
プリント ↓
とりあえず一個はシャッドと思い作ったモデル
期待値・・・3
3個目:かわいいのが作りたかっただけのクランク
プリント ↓
今回作った中で一番小さい、唯一のシングルフックモデル。
期待値・・・2
4個目:結構真面目に釣ろうと思っているやつ
プリント ↓
市販品を参考につくったモデル アピール力 大
期待値・・・5
5個目:もう時間がなくてアイを2つつけちゃったぽよ
プリント ↓
あきらかにデカイ・・・これだけサイズ間違って作ってしまいました。
期待値・・・1
以上の5選手で参戦してこようと思います!
「優勝商品は3Dプリンター!!!!」
なんと今回の優勝商品は3Dプリンターです!
僕は自前のプリンターがないのでこれは何としてでも持って帰りたいですね。
魔法(窃盗)も辞さない覚悟です!
警備よろしくです!
なんて息込んでますが、僕はエリア用の道具を持っていないので当日はレンタルタックルで参戦です。
としまえんフィッシングエリアでは釣り具を一式借りられるので手ぶらで釣りを楽しむことができますよ!
というわけで今回はエリア用のルアーをいくつか作ってみました。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
明日は早いので今日は会社休んで今から寝ます。
おやすみなさい。
3Dプリンターでルアー作ってみろっ!(その23) ロフトしてますか?
「もしもし? クボッチョです」
今日は渋谷のカフェからお送りします。
ところで皆さんはロフトに行きますか?
私は時々行きます。
最新のコスメからバッグ・時計・アートまで・・・色々なものが揃っているロフトは一度脚を踏み入れると時間が経つのを忘れてしまうほどです。
注意:茜さやが書いてると思いながら読み進めてください。
また、渋谷のロフトには『ロフトラボ3Dフィギィアスタジオ』があり、自分の3Dデータをとってフィギィアにしてくれるというとっても楽しいサービスを提供しています。
ロフト たーのしー ♩
注意:茜さやが書いてると思いながら読み進めてください。
私 最近ロフトやってます
ということで皆さん、ロフトしてますか?
FUSION360でルアーをモデリングするときにリップをレーザーカットしたアクリル板やサーキットボードをで設計することがあると思います。
ボディを3Dプリントしリップをレーザーカットパーツで作る方法は私もおすすめ。
見た目もかっこいいですよね!
アクリルで作ったリップをつけたルアー
だけどレーザーカッターがない場合はどうしたらいいでしょう?
リップの無いポッパーやペンシルしか作れ無いの?
そんなとき試してみてもらいたいのが「ロフト」という機能です。
ロフトとは「2つ以上の閉じたスケッチまたは平面フェイスを繋げて、断面の変化する形状を作るコマンド」のこと、簡単に言えば断面と断面をつなげて一つのオブジェクトを作り上げることかな?
注意:茜さやが書いてると思いながら読み進めてください。
詳しくはいそぷろさんのブログを見なさい!
そんなわけで、ルアーのリップ作りにロフトはおすすめです!
ルアーのリップを3Dプリント・・・失敗しないの?
失敗したらどうしよう・・・
3Dモデリングが出来てもその通りにプリントされるとは限りません。
特に先が細くなっている部品などは途中で形状が崩れてしまい悲しい思いをした人も多いのではないでしょうか?
残念な結果に・・・
この現象を回避するにはプリント角度の調整がおすすめ!
3Dプリントするときにプリント設定の角度を45度に設定しておきます。
45度でプリントしたタヌキ
45度でプリントしたエリア用クランク
角度と高さができるためサポート材の量が増えてしまいますが先端部まできれいにプリントすることができます。
だけどロフトって難しくない?
私にもできるかな・・・?
ロフトが便利なのはわかったけどちょっと難しそう・・・
大丈夫。今日は土曜日 時間があるから私が丁寧に説明していきますね!
注意:茜さやが書いてると思いながら読み進めてください。
このボードにスケッチして・・・
こう!
そしてこう!
さらにこう!
もういっちょこう!
出来上がったらリップをボディと結合!
ね!
レールを使ったほうがより複雑なモデリングができますがプリントしてもいいことが無いので使いません。
レーザー調節しろ・・・
ロフトを使ってモデリングしたルアーをプリントします
早速ロフトを使って3種類のクランクベイトのリップをを作ってみました。
伊藤さんっぽいもの。
同じボディでリップの形状違い。
リップの形状違いによるアクションを検証するためのサンプルです。
それでは、サポート材を剥がしてみます。
手がおっさん
やたーリップがきれいにプリントされてます!
また、今回初挑戦の目の造形部分もきれいに出来ていました。
ちなみに上がピッチ0.1mm下が0.15mm、こう見ると0.05mmの差って大きいですね。
早速目玉を貼り付けてみます。
かえるっぽさ やむなし・・・
ベリーにはタングステンシンカーのø6~ø7が入る設計です。
真鍮六角形メッシュって面白い!
最近お気に入りの「六角真鍮メッシュ」でレンダリングしてみました。
本体を六角真鍮メッシュ・目玉はガラスの赤でレンダリングしました。
あーなにかを連想させる・・・
なんだろう・・・
これだ。
ハカイダーだ・・・
次はもっとハカイダーっぽくしてやろう・・・
っていうか適材適所?(byモア)
ロフトのやり方はわかった、ということはレーザー無くってももう大丈夫ってこと?
レーザーがあるにこしたことはありませんがレーザーが無かったり、ルアーが小さすぎる場合などはロフトでリップを作るのをおすすめします。
ただしルアー作りに決まりはありません、適材適所で最適な材料と工具を選びたいですね。
ということで今回はロフトのお話をさせていただきました。
明日は今回作ったサンプルのテスト釣行です!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
これより後 開封の儀を執り行います・・・
3Dプリンターでルアー作ってみろっ!(その22) 怖い魚はぬいぐるみにしてください
こんにちはクボッチョです。
突然ですがみなさんは怖い夢を見たりしますか?
僕は先日見ました。
海の夢で怪物に襲われる夢です。
目覚めが悪すぎて普通に会社行けなくなるレベルです。
実際に会社休んじゃいました。
おそらく電車の中で『古代魚 メガロドンまとめ』とかいう動画を見ていたからだと思います。
どうしてそんな動画を見ていたのかはわかりませんがい多分病んでたんだと思います。
色々と・・・
もっと違う動画を見れば良さそうですがそんな分別もつかないくらい追い込まれていたということをご理解いただきたい。
「 ダンクルオステウス」が怖い。
そして僕の中でトラウマレベルにまで成長してしまいました・・・いろいろ病んでいたんです。
この中でトラウマに「ユニークな演出」を加えるという克服法がありました。
「過去の出来事を思い出すときに「マヌケな音楽」をBGMにしたり、登場人物を「クマのぬいぐるみ」など、かわいいものに差し替えるのです。」・・・
ということは、このおっそろしい生き物をディフォルメして自己消化すればもう怖い夢を見ることもなくなるということだろうか?
トラウマを克服します!
「 ダンクルオステウス」をディフォルメしてルアーにします。
とはいえ、あの絵は使いたくないので違う画像を使うことにしました。
フィギュアでも怖いですね。
これはアメリカのメーカーでデザインされたフィギュアですがこのほかにも日本、ドイツでも製品化されています。
おっかないのに結構な人気者である。
この画像を反転して下絵として使用します。
これを
↓
こう
↓
そして こうっ!
プリントされた部品たち。
組み立てましょう!
『重厚な装甲』を取り付ける。
※「身体の前半部は『重厚な装甲』を持っていたため発見例が多いが、身体の後半部は軟骨主体であったため発見されていない。つまり、この魚の姿かたちがどのようなものであったかは正確には知ることができない・・・」
かっこいいぜダンクレオステウス!
あ いつのまにか「かっこいい」とか言ってる・・・
さらに『重厚な装甲』を取り付ける。
お腹にタングステンシンカーを入れるます。
テール部分に重りを入れます。
今回もお金がないので鉛です。
タングステンって高いですね。
誰かお金タングステンください。
この位の肉厚があればキャップの造形が綺麗にできるらしいことがわかりました。
みんなもキャップ作るときは2ミリ以上肉厚つけとけ。
下顎部分
ヒートンをねじ込めば・・・
はい 「ダンクルオステウス」できました!
あーもう ぜんぜん怖くない ♩
早速テストしに行こうと思います。
テストを待つその他大勢の方々
待ちに待ったテストの日・・・
今年初となるバス釣り、3Dプリントしたルアーだけもって新利根川へ行ってきました。
初バスげとするぜっ!
こちらが新利根
写真ないからGoogleマップより
ここはクランクベイトと相性がいいフィールドなので期待大です!
もう一度言います期待大です!
釣りまくるぞーーーー!
・・・!
・・・!?
ぜんぜん 釣れねぇっ・・・・!
ぜんぜん釣れませんでした。
そんなもんです。
ルアーのテストも散々な結果に・・・
肝心のテスト結果ですが橋脚で爆死するクランクやヒートンが抜けかかったため戦線離脱するタヌキなど・・・目も当てられぬ状況に。
その他、ウエイト設定がいい加減なため浮きすぎたり、沈んだまま上がってこなかったりとほとんどのサンプルが使い物になりませんでした。
そんな中いい動きをしてくれてルアーがこれです。
唯一あたりがあったルアー 『マグロ 改』
クランクとスイムベイトの中間的な動きでスローでもファーストでも安定して泳いでくれました。
逆に言うとこれ以外全滅です。
新しい「ダンクルオステウス」の使い方を考えてみました
あんなにおっかなかった「ダンクルオステウス」ですがここまでいじるともう怖くありません。
それどころか可愛くさえ思えてきました。
そんな「ダンクルオステウス」可愛いと思ったのは僕だけじゃないみたいです。
そして今回発売するのがこちら。 (しません)
抱き枕にもなる『クッションオステウス』
ファブリックなアイテムとしてソファーに一個いかがでしょうか?
だれかぬいぐるみ作ってください。
ちなみに「木目込み」という手法で画像のようなものを実際に作ることが可能です。
「木目込み」についてはこちらを参考にしてみてください。
3Dプリンターのネックである表面の荒さをを隠しつつアート作品にする方法、面白いのでそのうちまねしてみようと思います。
というわけで今回は「ダンクルオステウス」をルアーにしてみました。
いまから仕事さぼって釣りに行きますがみんなは死ぬほど働いてください。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
「 でじたみん」でクレオス注文してドヤ
3Dプリンターでルアー作ってみろっ!(その21)
こんにちはクボッチョです。
今日は石垣島からお送りいたします。
早速ですがみなさんは以前作ったアカメを覚えていますでしょうか?
以前作ったアカメ↑
今回はこのアカメをジョイントタイプのルアーにしてみようと思います。
ちなみに以前もジョイントモデルに挑戦したことがありますが途中で投げ出してしまいました。
この時はジョイント部分をどう作るかというところで思考が停止してしまいました。
今読むと思考停した状態でブログ書いていますね。
こういう適当なところは自分でも腹が立ちます。
ところでジョイントタイプのルアーに挑戦している記事をいくつか見たことがありますがなかなか 完成に至らないことが多いようです。
どうすればそれなりのものができるのでしょうか?
今回は途中で投げ出さずに最後まで作ってみようと思います!
なにはともあれ参考モデルになるルアーが必要です。
ちょうどいいことに部屋の中を物色していたら友達に借りていたスライドスイマーが出てきました。
デプス(Deps) NEW スライドスイマー SS 250mm #06 ゴーストケタバス
- ジャンル: ハードルアー
- ショップ: ナチュラム 楽天市場支店
- 価格: 8,640円
多分引き寄せの法則が働いたんだと思います。(確信)
とはいえ友達のもの、僕は礼儀正しいのでちゃんと友達に断りの電話入れました。
「あーもしもし 今からお前のスライドスイマーぶっ壊すから」
ちゃんと伝わりました。
スライドスイマーぶっ壊すよー!
あっけなく解体されたスイマーさん。
生意気に結構な大きさのウエイトが付いている。
2個も。
生意気なジョイント部分。
全体的に生意気だ。
だいたいよくわかりました。
だいたいよくわかりました。
壊さなくても良かったことが・・・
それではせっかくの破壊行為が無駄にならないようにさっさとモデリングしていこうと思います。
途中まで出来ていたボディを適当なところで分割しスイマーを参考にジョイントモデルへと作り込んでいきます。
あーよくわかる。
生意気なジョイント部分の支柱にはピアノ線を使用。
ウエイトは大きめ(鉛玉1号を2個)に設定。
一応出来上がり。
プリントしに行ってきます。
途中ホームセンターでピアノ線を購入。
ステンレスを探したがなかったのでピアノ線やむなし。
設計値でカット
内径を1.5ミリのドリルでさらってからピアノ線をぶっ刺す。
ピアノ線周りの肉厚が薄すぎる。
魚が掛かったら一発で壊れますね。
それにしてもなんでこんなところに穴あけちゃったんだろう・・・
本当はもっと肉厚のところ↑でよかったんだけど気が付いたら突起部分に穴を開けてしまっていた・・・
モデリング中、形に気をとられすぎると肝心なところが見えなくなっちゃうときがあります。
ウエイトを入れます。
今回は1号の鉛玉を2個使います。
本当はタングステンを使いたいのですがお金がないので鉛玉です。
お金がないので鉛玉です・・・
誰か お金タングステンください。
ボディには鉛玉1号サイズが入る穴を2個開けてあります。
できた・・・・
おかーさーん 出来たよー
というわけでなんとかジョイントタイプのルアーが完成しました。
いろいろと反省点はありますがこういうものを作ると無駄に自信がつきますね。
自信を持つということは大切なことです。
時々自分を褒めてあげましょう!
自信がついたので今日は奥さんに向かって少し威張ってみようと思います!!!!
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
この後庭にスイマーのお墓を作ります。(合掌)
次はもう一回り小さくした改良モデルを作ってみようと思います。
3Dプリンターでルアー作ってみろっ!(その20) 使えないルアーの末路・・・
「お父さんリサイクルショップっていう言い方、本当は間違いなんだよ」
先日某リサイクルショップの前を通り過ぎようとした際に息子がボソっと言った。
「ゴミの再資源化はリサイクル、使えるものを再利用することをリユースって言うんだ」
「だから正確にはリサイクルショップじゃなくてリユースショップが正しいんだよ」
「はい」
そういえば以前僕もリユースのためリサイクルショップに行ったことがあった・・・(ブログでも書きました)
ブックオフに持って行ったものたち。
俺氏 「これお願いしまーす」
店員 「ありがとうございます10分ほどお時間いただけますか?」
俺氏 「はいっ!どうぞ!」(期待)
この間お金の使い道を考えつつ店内を閲覧する。
・・・10分後
店員 「お待たせしました全部合わせて ¥350です♩」
俺氏 「ふぁ?」
店員 「え?」
俺氏 「ふぁ?」
店員 「だから さんびゃくご・・・」
俺氏 「¥350じゃないっ!」(泣)
・・・そんなことがありました。
まあ、結果売らなくてよかったんだけど。
ちなみに同じ時期に室内保管していたBD-1を査定に出したら2万ちょっとでこっちもビックリした。
人生って驚きの連続だな・・・(謎)
「 レーザーカッター誰かください」
こうやって欲しいものを遠慮なく言い続ければ誰か奇特な人がいてくれるかもしれないので今後も度々言い続けようと思います。
「Form2ください」
ところで、ルアー(クランクベイトやミノー)を作っているとどうしてもリップが必要になる。
ボディと一体でプリントしてもいいがリップ部分は透明の方がかっこいい。
リップ一体モデル
アクリル板を手で切り出しているビルダーさんはたくさんいると思いますが僕は温室育ちなのでレーザーを使います。
それにしてもレーザーカッターは便利だが利用料金が高い。
1時間当たり¥2,000くらいだろうか?
30分借りてもリップをカットしている時間は数10秒だから29分は無駄になってしまう。
せめてもと思い多めにカットしてくるのだがいつもリップだけが残ってしまう。
こんな風に 。
捨てるに捨てられずクリアケースに貯めておいたリップたち
前回も書いたがレーザーが近所にないため新しいルアーをモデリングした時はわざわざ電車に乗ってレーザーしに行くことになる。
残ってるリップの数のボディをればいいのかもしれないが性格的に無理・・・飽きっぽいから。
リユースしてもダメなものはダメ
今更だが新しくモデリングする時にこのリップのデータを使えば在庫のリップをリユース出来るということに気づきました。
本当 今更だよな。
早速在庫のリップを元に以前作ったデータをひっくり返してみた。
確かバッシングシャッドを真似ながらモデリングしたんだけど今見ると恥ずかしい・・・なんとかリアル系に挑戦しようとした片鱗がうかがえるが見事に爆死している。
この特徴的な丸いリップをコンポーネント化しておく。
そして先日モデリングしたアライグマのリップもとっておく。(実際は非表示にするだけ)
アライグマ素体
そして先ほどのリップを羽根として移植し勘合部を作成したのがこれ。
羽根としては小さいが「ラージマウス」の耳も小さいし・・・この時点では「なんとかいけるだろう」と軽く考えていた。
とりあえずプリントする。
上がオリジナルデータで下がリップ無し羽根付き用データのプリントモデル
羽根は熱を加えて少し曲げておいた。
期待・・・
そして組み立て。
犬っぽくなってしまった・・・そしてたいして動きませんでした。
そして半日が終わりました。
そして半日が終わりました。
履歴の編集後一生懸命計算しているPCが健気
先日作ったマグロだが大きくて潜らないと俺氏から苦情が出ているのでリップはそのままにボディを70%に縮小してやることにした。
その際フューチャー編集でボディのシルエットも修正、よりクランクっぽいデザインにしてみる。
これが一匹目のマグロだ。
この一匹目を70%に縮小しデザインを修正してみる・・・
計算中右下のパラメーターを見てると思わずPCを応援したくなる。
リサイズしてスカルプトの編集ってエラーが出やすいのだが意外に出来てしまった。
下にあるのが2匹目。
モデリングの履歴が綺麗だとエラーが出にくいのかもしれない。
取り付け角度は違うがリップは同じ。
内部も改良した。
今回からウエイトには蓋をつけることにした。
そしてウエイトルームも変えてみた。
ウエイトがボディ内で左右に動けるようにラトルルームを設計した。
こんな風にラトルが動けるようにしてある。
当たり前だが 内部でウエイト(ラトル)がスムーズに動くためにはラトルルームの内壁に凹凸があってはいけないのだ。
この辺は「ボディの分割」を利用してモデリングした。
とは言え作業中迷子になることもしばしば・・・
ややこしいからいちいち喋りながらモデリングした。
使えないルアーの行く末を考える
それではプリントして組み立てみますね。
サンディングしたボディにウエイトを入れ蓋をします。
テスト用なので仮組みです。
楽しいー
前回のマグロとの対比
今回の方がよりルアーらしくなった。
結局はリップの再利用はリップにしとけってことですね。
と、こんな具合に残りのリップもリユースしていけば在庫も減っていくでしょう。
今週は雨で冷え込みもひどいということで来週にでもテストがてら初釣行に行ってみようと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
『釣れないルアーはこうだ!』(最終回)
「お 釣れないルアーやんけ」
「おまえ釣れへんのやろ?」
「助けてください・・・僕は改造されただけです!」
「うるさい!」
ガブっ!
「あっ・・・」
おしまい